2016年3月29日火曜日

神田 雲林

夜 雲林で10周年記念スペシャルコース
はしご ミクソロジーバー オーチャードナイトで〆

大好きな雲林の10周年コース。
ゴージャスかつスタンダードな、鉄板のお料理の数々。
水晶フカヒレとカラスミのサラダ、黒トリュフ餡のかかった半熟卵、前菜10品盛り、フカヒレの醤油煮、オマール海老チリ、蒸し鮑、北京ダック、麻婆豆腐丼。

面白かったのは、黒トリュフの餡のようなものに半熟卵が沈んでおり、中華パン(饅頭)のスライスと一緒に食べる。
トリュフの香りが素晴らしく、生海苔のような食感のねっとりしたソースに、これまたねっとりした半熟卵のコンビネーション。

弾けるような弾力のオマールには、もちっとしたチリソースが最高に旨い。
フカヒレも海老チリも、ご飯にかけて食べたくなる「安心感」がある。もちろん素晴らしいクオリティなので、どんぶりご飯でガツガツ食べるのでは勿体なくもあるのだけれど、心からほっとできるような優しい美味しさなのである。

そして、揚げ麩や様々な野菜を盛り込んで一緒に食べる北京ダック。
そもそも皮がものすごく美味しい。シンプルで伝統的なものも良いが、こちらの品のある創作性はとても楽しい。
一度、北京ダックをメインに頂きに来ようと思う。

食事の後は、オーチャードナイトまで歩いて、まずビール。
雲林で飲むつもりが、春に合わせてロゼのスパークリングがあるとのことで、そのあとは赤ワイン一辺倒だった。
ビールのあとは、オリジナルカクテル『桜庵』。ウォッカベースでミルクなど入っている。
桜味のものには目が無いわたしはすぐに飛びついた。
桜の香り、あんこのような甘み、少しもさっとした舌触り。まるで桜餅を飲んでいるかのような味わいで、とても癒される。

たくさんの美味しいものにほっこりさせてもらった神田での一夜だった。

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