2016年3月19日土曜日

トラットリア ダイ パエサーニ

夜 西早稲田のダイパエサーニでアブルッツォ料理

昔の職場の大先輩と久しぶりの再会。
食通な方なので色々と悩んだ結果こちらを提案した。

色々なオブジェや書籍でデコレーションされた店内はとても可愛い。
イタリアの陽気なキャラクターとヨーロピアンなムーディーな雰囲気が混在して、ヘルシーなセクシーさを感じる。
しかし声が反響するのか若干喧しいので、デート向きという感じではないかもしれない。

まずはサラミの盛り合わせと、アブルッツォ地方料理だという卵とチーズで作ったニョッキのようなもの、『カーチョ・エ・オーバ』。
サラミは全て手作りだということでとても楽しみにしていた。
プロシュートが絶品。猪のサラミもおいしい。前菜ではなく、大皿のこれらをつまみながら、時間をかけて大量のワインを楽しむのに最適だと思う。

パスタは魚介のソースのカヴァテッリにして、お肉料理は羊の串焼き『アロスティチーニ』をチョイス。
絶妙な食感の手打ちパスタはとても寛容なボリューム。海老や帆立、アスパラが具で濃厚な出汁がでたオイルベースのソース。
この日一番気に入った。
串焼きは、一本一本が一般的な焼鳥の半分ほどの大きさ。メインというよりアンティパストだな。

ドルチェにはマイェッラを選んだ。ふわっとした球形状のカッサータのようなものにダークチョコレートの温かいソースが敷いてある。
ヌガーが歯にくっつくが、ロマンチックなデザート。

イタリア語が堪能らしい日本人のお客さんも多く、わいわいがやがや楽しいお店。
思ったよりも遠くないし是非また再訪したい。

さてこの先輩だが、極めて美しく知的な文章を書くフリーランスのライターをやっている。
一緒に仕事をしていたときは、ハイエンドジュエリーや時計の記事を多く共に作ってきたが、彼女の文章が訴求する正統性と高級感の表現にはいつも感服したものだった。
色々なことをいつも教えてもらうが、今回はインド占星術について話が盛り上がりあっという間の5時間だった。

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