2016年2月20日土曜日

カンテサンス

昼 カンテサンスのランチコース

6人でカンテサンス。9月以来だから半年ぶり。
前回は晩夏初秋の味が楽しめたものの打ち抜かれるような衝撃はなかったのだが、今日は全て唸る美味しさだった。

あん肝と金柑のスフレ、レアな火入れの鰆にシャンピニオンソース、蝦夷鹿のローストに赤ワインとカカオのソース。
ナイフをあてるとふるっふると揺れる鹿が、鉄分が濃いのにさっぱりとして、こってりとしたソースと素晴らしい相性。
ワインは、シャンパーニュの後に1999年のシュナンブランとニュイのシラー(ピノのような透明感があり軽やか)。

今回確信したのは、おなじみメニューである山羊乳のババロワは、一度食べただけではわからない、極めて繊細で計算された奥が深い料理であるということ。つまり、食べる機会を重ねれば重ねるほど、その料理の本質が理解でき美味しく感じてくる。
ミシュラン3つ星はこういった力量が違うのだなあ。
ただしデセールはわたしの好みとは少し異なるようだということも改めて思った。

久々の会食だったが楽しく美味しい時間を過ごせて感謝の気持ちでいっぱい。

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